風水の効果・風水で開運

 

日知り合いに頼まれて、ある方の家の風水を見に行きました。

高層階マンションに引っ越しされてから、

家族の仲が悪くなってしまったそうなのです。

 

行く前に調べてみたら、まず引っ越しした方位が、

家庭運と健康を悪くする方位でした。

 

引っ越しの際、方位と引っ越しの時期は必ず観たほうがいいです。

もちろん、家相としての家の間取りも大事です。

運勢を変えるだけの強い働きがあります。

引っ越ししてからでは遅いので、必ず引越前にご相談くださいね。

 

私は気学を中心に勉強しておりますが、

気学で言う家相と風水とは、考えが異なるものです。

 

巷で出版されている風水の本のほとんどが、

実は風水ではなく、日本の気学を風水と呼び名を変えて出版したものばかりです。

どちらが効果があるかは、それぞれの解釈によりますが、

今ある間取りを変えずにそのまま改善するのでしたら、

風水のほうがより具体的な対策が取りやすいはずです。

 

さて、その方の家は埋立地に建てられた高層マンションの40階にありました。

本来埋立地と言うのは、大地の気のエネルギーが弱いので、

お勧めできる場所ではありませんが、今回は引っ越しができない前提ですので、

できる限りの改善をするしかありません。

 

こちらのお宅での一番の問題箇所はリビングでした。

奥様がとても気に敏感な方ですので、家のリビングにいるだけで、

イライラするし、気が重くなるとのことでした。

 

確かに、そこは何か重たい気が立ち込めています。

オーリングテスト（筋反射テスト）という方法で、その場の気を確かめのですが、

体の力が抜けていくようでうす。

 

周りを見渡せば、柱の角々がすべてリビングの中心に向かって刺すように向いています。（上の図１）

これを殺気といって、身体に緊張を生み、心を不安定にさせます。

ベランダからは隣の高層マンションの角がモロ、こちらのリビングに向かって尖っています。

これでは落ち着くはずがありません。

 

例えば図１の写真のような、尖ったビルの角です。

誰でも尖ったものを目の前に突きつけられるのは、嫌なものです。

部屋の柱の角は観葉植物で隠し、気の流れの循環を良くしました。

40階となると、下の階からの悪い気があれば、それを受けてしまいます。

100円ショップで買ってきた四角い鏡の枠を、四隅に黒いテープを貼って、

臨時の八面鏡を作りました。（図２）

 

風水でよく使う八角形の八面鏡は、邪気を跳ね返すために使うことができます。

それを下に向けて、カーペットの下に置いて、悪い気を跳ね返すように工夫してみました。

手製でも十分効果があります。

 

それだけで、中の気が良くなったのが、ご家族も感じられたよです。

他にもいくつか改善をしてきたのですが、奥様が大変気に敏感な方ですので、

ビフォー・アフターをはっきり感じていただけたようです。

 

多分鈍感な方でもはっきり分かるくらい、部屋の気が良くなりました。

引っ越してきた方位が悪いのは、後で気学の方位取りで補っていけば

いい方向に改善できるはずです。

 

普段は風水のためにご自宅にお伺いすることはあまりないのですが、

これだけ喜んでいただけるなら、もっと風水も本格的に学んで、

皆さんの幸せのために役立てたらなと、思った次第です。

 

興味のかる方は、ご自分で簡単な風水の本を買って、

家の調整をしてみるといいですよ。

まずその効果の程を、自分で感じてみるといいです。